こんにちは、もちもちポテトです。
メイが保育園から持って帰って来た自作の絵本の設定が斬新でした。
タイトルは、「そうがんきょうおみてるすいか」(双眼鏡を見ているスイカ)
な、なにそれ・・・
ワクワクしながら開いてみます。
「そうがんきょうわすてきだね」(双眼鏡は素敵だね)
「てのひらおのばして」(手のひらを伸ばして)
ス、スイカが双眼鏡を覗いてる~~~!
一体何を見てるんだろう。角度的に雲かな?
1ページ目にしてタイトル回収。
「うみにしずむすいか」(海に沈むすいか)
「あ、あさだ きがつくとあさ」(あ、朝だ 気が付くと朝)
太陽と並んでスイカが沈んでる!
水平線であの大きさって超巨大スイカじゃないですか?
しかも、夕暮れかと思ったら次の瞬間にはもう朝。
「よるわくらいな」(夜は暗いな)
「ねむいねむいはやくねよう」(眠い眠い早く寝よう)
「おしまい」
かと思ったら夜。
暗闇の中をスイカが徒歩で移動してます。
そんな時間にどこに行くんだろう。帰宅途中なのかしら。
職質されますよね。
絵本(特に小さい子向けの絵本)って、最後に登場人物が眠くなったり、実際に眠りにつく展開が多い気がします。
寝る前に読んで、入眠儀式にすることが多いからでしょうか?
メイ作の絵本も、そのパターンのようです。
「おしまい」
最後のページにも書いてあったのに、裏表紙でも念押し。
保育園の同じクラスで、他の子たちも絵本を描いていたらしいので、他の子はどんな絵本だった?とメイに尋ねると、
「いいお天気で、種を植えて、花が咲いた」
と言っていました。
ストーリーに整合性があります。
メイの絵本は、スイカの擬人化、タイトルの内容は最初のシーンのみ、そしてその後は先が読めない展開…
横書きと縦書きが混在して少々読みにくさはありましたが、なかなか面白かったです。
将来絵本作家になったら「これが原点だ!」と有名になったりして・・・
妄想は膨らむばかりです(親馬鹿)